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令和10年度以降の大阪府公立高校入試制度 ~大阪市住吉区あびこの学習塾ブログ~

こんにちは☀
大阪市住吉区の地下鉄御堂筋線あびこ駅から徒歩約10分。
大阪府立阪南高校のお隣,大依羅神社内にある個別指導塾,
大依羅学習塾「彩芽」です🏫

気温もすっかり下がってきて秋らしくなりましたね🍁
中学生も高校生も中間テストが終わった人がほとんどかと思います。
2学期最初の定期テストお疲れさまでした✨

時間が足りなかった…や,できた気がする…!など,
色々な感想を塾でも聞いています。
明日以降から結果が本格的に返ってくるので,
今日まではひとまずしっかりと休んで,
明日から気持ちを引き締めてまた頑張っていきましょう!

さて,中間テストが終わったとは言え,
受験生は入試に向けて大詰めの時期です。
大学受験生は,すでに入試本番を迎えている人も多いと思います。
高校受験生は,これから志望校がほぼ確定し始める時期ですね。
悔いの無いよう残り数か月,志望校合格できるように
勉強にしっかりと向き合っていきましょう。

今回は,高校受験にフォーカスを当てて,
令和10年度以降に適用される,大阪府公立高校入試の変更点について
お話しようと思います。

子どもの数が減ってきている中,私立高校の授業料無償化がスタートし,
高校入試を早く終わらせたいという人も多く,
公立高校入試の定員割れが多くみられるようになってきました。

そんな中,令和10年度から大阪府公立高校入試が,
入試期間を短縮して,第二志望校まで選べるようになるなど,
色々な変更点があるようです。

どういう風に変更されるのかといった所に注目して今回はお話していきます!

*****令和10年度以降の大きな変更点*****
詳しい説明は後にしますが,
ひとまず今の入試制度と令和10年度からの入試制度の大きな違いを
簡単に表にまとめて確認してみましょう。
大きな変更点は以下の通りです。

現在(令和9年度まで) 令和10年度以降
選抜日程 2月:特別選抜・能勢分校選抜・
    帰国生選抜・自立支援選抜・
    日本語指導が必要な生徒選抜
3月:一般選抜・二次選抜・
    自立支援補充選抜
2月:帰国生選抜・自立支援選抜・
    日本語指導が必要な生徒選抜
3月:一般選抜
    (特別選抜・能勢分校選抜含)
    二次選抜・自立支援補充選抜
合格者の決定方法 一部を除き,学力検査+調査書の総合点が基本。
ボーダーゾーンでは自己申告書等を用いてアドミッションポリシーへの適合度を判定。
学校特色枠を設置し,その枠内での合格者を決定した後,学力検査+調査書の総合点で判定。学校特色枠の定員は募集人員の50%以下。
第2志望校 公立高校間の第2志望校への出願機会はなし。 第1志望者が募集人員に満たない高校があれば,第2志望校として出願可能。
英語資格
の
読替え率
<例>
英検準1級・1級:100%
英検2級:80%
<例>
英検準1級・1級:90%
英検2級:70%
その他 自己申告書の廃止や,エンパワメントスクールの受験教科の変更など。

*****変更点①:選抜日程*****

1つ1つ詳しく変更点を確認してみましょう。まずは選抜日程。

現在(令和9年度まで) 令和10年度以降
選抜日程 2月:特別選抜・能勢分校選抜・
    帰国生選抜・自立支援選抜・
    日本語指導が必要な生徒選抜
3月:一般選抜・二次選抜・
    自立支援補充選抜
2月:帰国生選抜・自立支援選抜・
    日本語指導が必要な生徒選抜
3月:一般選抜
    (特別選抜・能勢分校選抜含)
    二次選抜・自立支援補充選抜

もともと特別選抜や能勢分校選抜は,2月18日前後,
一般選抜は全日・定時制で3月10日,通信制で,3月7日~9日となっていましたが,
令和10年度以降は,すべて原則3月上旬(3月1日)に実施されるようになります。

理由としては,高校入試の期間を短縮し,高校入学に向けた準備期間の確保と,
中学・高校間の連携充実のため,そして第2志望校への出願機会の設置のため
であるようです。卒業式直前まで受験勉強ということはなくなるということですね。

*****変更点②:合格者の決定方法*****

次は,合格者の決定方法を詳しく見ていきます。

現在(令和9年度まで) 令和10年度以降
合格者の決定方法 一部を除き,学力検査+調査書の総合点が基本。
ボーダーゾーンでは自己申告書等を用いてアドミッションポリシーへの適合度を判定。
学校特色枠を設置し,その枠内での合格者を決定した後,学力検査+調査書の総合点で判定。学校特色枠の定員は募集人員の50%以下。

特別選抜も一般選抜としてまとめたことで,
学校特色枠という新たな枠組みが設置されました。
これは,原則募集人員の50%以下,希望者のみが応募し,学力検査に加え,
面接やプレゼンテーション等,各高校が独自に設定した試験を受験することになります。
高校によっては,学力検査のみで判断するところもあるようなので,
志望校の学校特色枠がどういうものなのかは要チェックです。
高校は,この学校特色枠の合格者を判定してから,
の恋の募集枠を総合点の高い人から順に埋めていくことになります。

*****変更点➂:第2志望校への出願*****

現在(令和9年度まで) 令和10年度以降
第2志望校 公立高校間の第2志望校への出願機会はなし。 第1志望者が募集人員に満たない高校があれば,第2志望校として出願可能。

現在の中学3年生まで,一般選抜の志望校は1つしか選べないというのが当然でしたが,
令和10年度からは第2志望校への出願が可能となります。
ただし,受験できる高校は,
第1志望の受験者数が募集人員よりも少ない(定員割れを起こした)高校となります。
なので,第1志望を出願した後に,定員割れを起こしている高校が発表されて
行きたい高校があれば第2志望校として出願する,という流れになるかと思います。
その時期についての詳しい内容等はまだ出されていなさそうなので,
今後の大阪府教育委員会からの発表をしっかりとチェックする必要があります。
第2志望校での合格者の決定方法は,
学力検査の国・数・英の共通問題+調査書の評定を活用し,
新たに試験を受けるなどはありません。

~~学力検査の共通問題とは?~~
第2志望校の合格者の決定は,先ほど記載したように,
学力検査の国・数・英の共通問題+調査書の評定の総合点になります。
高校によってこの3教科の入試問題は,A・B・Cと3種類の中から選択されます。
問題の内容としては,Aは基礎レベル,Bは標準レベル,Cは発展レベルと
問題の難易度が異なるのですが,令和10年度からは,
Aは共通問題+基礎問題,Bは共通問題+標準問題,Cは共通問題+発展問題
で構成されるようになります。
なので,このA・B・Cの共通問題の得点と調査書の評定を第2志望校の判定に使用する
ということです。
単純に考えると,C問題の高校を受験する人の方が,
第2志望校は有利になりやすいはずですが,
第2志望校をどこまでさげるのかという問題もあるので,
実際には蓋を開けてみてどうなるのかですね。

*****変更点④:英語資格の読替え率*****

次は,英語資格の読替え率について確認しましょう。
令和10年度以降は読替え率が下がり,本番のテストで点数を取れることが求められます。

<令和9年度まで>

TOEFL iBT IELTS 英検 読替え率
60点~120点 6.0~9.0 準1級・1級 100%
50点~59点 5.5 (対応なし) 90%
40~49点 5.0 2級 80%

<令和10年度以降>

TOEFL iBT IELTS 英検 読替え率
60点~120点 6.0~9.0 準1級・1級 90%
50点~59点 5.5 (対応なし) 80%
40~49点 5.0 2級 70%

*****変更点⑤:その他*****

最後は,これまでの変更点以外について簡単に紹介します。

1.自己申告書,調査書中の「活動/行動の記録」の廃止
これまで提出していた自己申告書が廃止され,各高校が学校特色枠に必要な選抜資料を設定します。また,エンパワメントスクール,定時制・通信制課程や二次選抜ではエントリーシートの提出が求められます。そして調査書の記載項目が各教科の評定のみとなります。

2.エンパワメントスクールの受験教科の変更
面接の評価を重視し,受験教科は国・数・英の3教科となります。
面接とエントリーシートの評価を資料として,アドミッションポリシーに合致する受験者から順に,募集人員の50%を上限に合格者を決定し,残りを総合点の高い順で合格者を決定する形になります。
ステップスクールも同様で,学力検査や調査書よりも面接の評価を重視し,受験教科は国・数・英の3教科となります。また,ステップスクールの得意を活かす入試では,調査書の評定の高い3教科は2倍にして算出するようです。

以上,
今回はざっくりと令和10年度の大阪府公立高校入試の変更点について記載しました。
少しでも参考になればうれしいです😊

学校特色枠って実際にはどういう内容なの?とか,
実際に受験はどういうスケジュールになるの?など,
細かい部分が気になるものもあるかと思いますので,
次回はそのあたりについて詳しく記載しようと思います。

今後も更新があると思いますので,正確な最新情報は,必ず
大阪府教育委員会の令和10年度の公立高校入試で確認して下さい。