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日別アーカイブ: 2025年10月4日

勉強しない理由  ~大阪市住吉区あびこの学習塾ブログ~

こんにちは☀
大阪市住吉区のあびこの駅から徒歩約10分。
阪南高校のお隣にある個別指導塾
大依羅学習塾「彩芽」です🏫

10月もまもなく1週間が経ちますね!時間が経つのが本当にはやい。。。
大依羅神社は来週の土日が秋祭りで,今年はお店は出ずに,
ふるまいをするかどうか,といった感じのようです。
気温も涼しくなってきましたし,大依羅神社は木々も多いので,
のんびりと秋を感じるのも良さそうです。
秋祭来られる人はぜひ楽しんでくださいね😊

さて,気付けば後5か月もすれば受験生は進学先が決定します。
それなのに受験生にも関わらず,勉強しない!💦っていう子もいますよね。
そこで,今回は受験勉強しない理由についてお話ししようかなと思います。

*****子どもが受験勉強しない理由*****
子どもが勉強しない・勉強しなくなる理由は様々です。
ここでは主な理由として8個紹介いたします。
1.勉強が好きではない
2.勉強のやり方が分からない
3.勉強する環境が悪い
4.受験を真剣にとらえていない
5.志望校が合格圏内
6.プレッシャーに負けている
7.日常生活でトラブルを抱えている
8.目標を見つけられずにいる

原因に応じて適切に対応すれば,
自主的に受験勉強に取り組むようになるかと思います。
どの状況に当てはまるのかを詳しく確認していきましょう。

1.勉強が好きではない
勉強が好きでない場合,学習継続はつらいものがあります。
ただ,「勉強しないといけない」と思っていたりしますので,
まずは勉強への抵抗をなくすことが最優先です。
「好きこそものの上手なれ」と言うように,勉強を好きになって取り組む方が
成績も上がりますし,意欲的に勉強するようになります。
そのための最初の一歩は,「数学の公式を覚えて使えるようになる」
などの小さい目標でOK
です。
結果をきちんと出して,やればできるんだ!という勉強への自信を育てましょう。

2.勉強のやり方が分からない
勉強の大切さを理解していても,具体的な方法を理解できていない状況です。
なので,志望校合格に向けて限られた時間内で効率よく勉強するためにも
学習計画表を立てること,正しい勉強方法を身に着けることが必要になります。
お家で対応が難しい場合は,塾などを利用して対策するのもおすすめです。

3.勉強する環境が悪い
勉強スペースの近くで兄弟が騒いでいたり,テレビの音が聞こえるなど,
勉強する環境が悪い時も学習意欲がそがれる子がいます。
本やゲームなどがある環境も,勉強に対する集中力を維持しにくい
場合がありますので,環境を整備することが大切です。
専用の勉強部屋を用意し,集中力を奪うものを全てシャットダウンすると
良いかもしれません。
ただ,静かすぎると逆に集中できないという子もいますので,
その子が勉強に集中できる環境を整えてあげるのが一番良いため,
よく話し合ってみて下さいね。

ちなみに私が中学生・高校生の時は,自分の部屋というものが明確にはなく,
勉強するとなると,居間でみんながテレビを見ている中勉強するか
人の話す声は聞こえるけれど,勉強机がある部屋で勉強するかのどちらかでした。
そんな中で勉強する癖がつくと,集中している時は全く周りの音が聞こえなくなる
という能力が身に着いたりしましたね(笑)
何度呼びかけても反応しないので,私が何かに集中している時は放置する
というのが暗黙のルールみたいになっていました。
自ら進んで意欲的に勉強するようになると,案外環境は関係ないかもしれません
そのきっかけを作るための最初の一歩として,
できる範囲で環境を整えてあげるのは大切かなとは思います。

4.受験を真剣にとらえていない
そもそも受験を真剣にとらえていなければ,
意欲的に勉強することは難しいですよね。
勉強が苦手でないとしても,受験を真剣にとらえていない場合は,
勉強をおろそかにしがちです。

「必死にならなくても合格するだろう」と思っている子なら尚更です。
しかし,実際の受験はそんなに甘くありませんので,
なるべく早い段階で,受験情報を集めたり,
模試を受験して現状を把握してもらう必要
があります。

5.志望校が合格圏内
模擬試験の結果が余裕をもって合格圏内に入っている場合も
受験勉強しない理由に該当します。
志望校に合格するのに十分な学力を備えている場合は問題ありませんが,
合格判定は確実な合格を保証してくれるものではないので要注意です。
実際に私自身も大学受験で経験しましたし,
友だちにも絶対大丈夫と言われていたのにいざ結果を見ると不合格
という子もいました。
あくまで,模試の成績を本番の試験で発揮できれば大丈夫だろう
という目安であることを肝に銘じておく必要があります。
現時点で,A判定でもほかの子どもたちが必死に勉強すれば,
受験までに学力を抜かれてしまい,不合格になってしまう可能性も十分あります

また,偏差値は,簡単に言えば”全体の中の自分の位置を表す数字”です。
全体の中での位置を相対的に表すものなので,
学力そのものを計るスコアではないという点に注意しましょう。
全員が猛勉強していい成績を出す時期であれば,偏差値は伸び悩んだり,
あるいは落ちてしまうことが当然起こります。
模試の結果に対して正しい知識を身につけて,
模試結果に振り回されず,冷静に勉強に取り組むことが大切です。

6.プレッシャーに負けている
合格難易度が高い高校・大学を目指しているといった場合,
強いプレッシャーがかかっているために勉強しなくなることもあります。
勉強することを放棄しているように見えても,子ども自身,
受験に不安やプレッシャーを感じていないわけではありません。
むしろ,不安が膨らみすぎたせいで,何から手をつければいいかわからず,
結果的に勉強しないことは多々あります。

実際に私もそういう経験をしたので良く分かります。
特に浪人している時,絶望とプレッシャーで勉強が手につかなくなり
ひたすら布団に潜り込んでグダグダするだけの日があったりしました。
勉強を親身に教えてくれる人がいたので,なんとか気持ちを立て直して
大学受験を頑張りぬくことができましたが,後々知ったことですが,
両親には「あの時受験をやめるっていうんじゃないかと思っていた。」
と心配されていたことがわかりました。
ただ,当時は何も言わず私のしたいようにさせて,見守るということを
貫いた両親には本当に感謝しかありません。

個人的な話が長くなってしまいましたが,
プレッシャーに負けて勉強が手につかなくなっている場合は,
効果的な教材を使ったり,塾に通ったりして不合格への不安を減らすのが一番です。
受験に向けて,自分が目指す学校とそこで過ごす将来の自分が思い描けるようになり,
その実現に向けて達成すべき目標とやるべきことがはっきりすれば
自然と不安も消え,スムーズに勉強を進められるようになります。

7.日常生活でトラブルを抱えている
受験そのものに不安を感じているわけではないものの,
日常生活の別分野でトラブルを抱えていて,
大きなストレスになっている場合
があります。
どのような悩みを抱えているのかによって,
適切に対応する必要がありますが,精神面で問題を抱えている場合は,
特に対応が複雑になりがちですので注意が必要です。
思春期ならではの問題もありますので,
子どもをきちんと観察して話し合い,適切にストレスを取り除いてあげましょう

8.目標を見つけられずにいる
勉強を頑張る理由や進学する目的など,
目標がはっきりしなければ,モチベーションアップも難しいのが当然です。
大人に比べて社会や職業についての知識が乏しいこともあり,
「将来の夢」や「志望校」と言われても,ピンとこない子も多いです。
一度,子どもの知識や価値観,興味について知り,
将来について話し合うことで視野を広げれば,目標も見つけやすくなる
と思います。

以上,受験勉強をしない理由について,簡単にお話させていただきました。
自分やお子様がどれに当てはまるのか参考になれば幸いです。
次回は,受験勉強しない子に対する保護者の対応方法について
お話しようかと思っていますので,気になる方はぜひチェックしてくださいね✨

大依羅学習塾「彩芽」では,
できるまできっちり授業や自習にて勉強をサポートしています。
また,勉強のサポートだけでなく,
志望校の検討等も子どもと一緒に実施し,ひとりひとりの将来をサポートしています。
子どもの理解スピードに合わせた個別指導や,
自ら進んで勉強し,自分の未来を切り拓く力を養うことができるように
ひとりひとりとしっかり向き合うことにこだわっています。

そのため,生徒の人数は10人までと限定し,
すべて塾長が対応するサポートの充実した塾
となっています。
もし何かお悩みがあればいつでもお気軽にご相談ください。